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2007年12月18日 (火)

#9 朝の風景

「おーい、おはよー、おめーたちー!」

土木のおじさんは、朝のあいさつをしながら、うさぎ小屋に近づきました。

お腹をすかせてみんな大騒ぎ、中でもララは入り口の金網をガリガリ、おじさんは大好物の麦を新しくダイソーで買って来た、木箱に入れてララと子供立ちの小屋に、入れてあげました。

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大好物をもらってララと子供達はみんなで争奪戦、おじさんはあわてて麦のありかが分からない竹千代と茶々丸を
「おい、えさはあっちだってのー」
と笑いながら 誘導してあげました。

その隙にみんなの小屋とケージ内を掃除するおじさんですが、おじさんのお家に数日遊びに行っていて戻ったばかりの竹千代は、何度も何度もおじさんが掃除を邪魔しにやってくるのでした。

「たけちー、どきなさいってのー」

おじさんはそんな竹千代が可愛くてしかたありませんでした。

やがて掃除を終えたおじさんは、手のひらに大好物のパパイヤを たっぷり握り小屋の中で手を開きました。

第一発見者は竹千代です。賢い竹千代は何時でもおじさんのそばをうろうろしているのでおやつのゲットも見事トップでした。

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二番手はまたまた、おじさんのそばにチョコチョコ現れる茶々丸、そのあとに続いて近くのホームセンターで男の子だったことが判明して、美人ちゃんから幼名を改めたハンサム君でした。

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その後、お母さんのララ、それにおじさんがヒゲゴジと呼んでいたヒゲダンスの子におじさんはフルーツをあげるのでした。
ただ、ヒゲゴジ君はおじさんのことがどうも嫌いらし、おじさんが頭をなでようとすると逃げ回ってしまうことに、おじさんは少しだけ心をいためていました。

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「俺がロバートデニ子なんて名前で呼んだりするから、怒ってんのかな?」

おじさんはボソッとヒゲゴジくんに話しかけました。

数日前おじさんは近くのホームセンターで子供達の性別をみてもらったのですが、その時4人の子供達の中でこの子だけが女の子だということが判明、おじさんは何となく横顔がロバート・デニーロに似ているヒゲゴジくんを、それからしばらく、デニ子、デニ子と呼んでしまったのでした。それ以来、デニ子はおじさんから遠ざかるようになってしまいました。

「そのうち可愛い名前考えてやっから、そろそろ心を開いてくれよー」

おじさんは渋い顔をしながらヒゲダンスの子に話しかけるのでした。

一階の連中が終わると、今度は腹を空かせたおとうちゃんのチョコです
そうとう待っていらだっていたチョコにおじさんは、たんまりえさをあげました。

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チョコはがっつんがっつんえさをほうばって、少し満足したころ得意の
「おじさん、なでて、なでて、、、」と頭を出してきました。

「おーおーここんとこ忙しくてなでてやってなかったなチョコ」
そう言いながらおじさんはチョコの頭をやさしくなでなでしてあげました。

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しばらくなでなでしてもらったチョコはおじさんの手からぴょいと離れて、牧草を食べに行きました。

おじさんはチョコの小屋とララと子供達の小屋の残った部分を掃除して、みんなにおじさんの畑で取れた新鮮サンチュを上げました。

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絶品サンチュに大喜びのみんなは相変わらず、無念夢想の顔でサンチュをほおばりましたが、そんなとき竹千代だけなぜかおじさんのもとにするするやってきました。

「何だタケチー、もういらねーのか?」

おじさんはそういいながら竹千代を静かに抱きかかえ、おじさんのひざの上にのせ静かに頭をなでてあげました。

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竹千代は、しばらくおじさんのお家にいたいたのですが、べランダで変な植木を食べてお腹をこわしてしまい数日前ララママのもとに帰ってきたのでした。
おじさんの家に遊びに来ていた時、おじさんの娘からお嬢様だっこを覚えた竹千代くん、

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おじさんは得意にって彼にお嬢様だっこをしながら、竹千代や子うさぎたちが生まれた時のことを思い出していました。

つづく

第10話へ 

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